主人はシシャモはあまり好きでない。
何年か前、単身赴任で私は生まれてはじめて一人暮らしをした。
不安で心細いのは2,3日で、すぐ慣れた。
北島にある生協のマーケットで、今でも覚えている、
カートをもったまま、私は戸惑った。
何を買ってもいいのだ! 娘もいないし、主人もいない、
私が買ったのは「子持ちシシャモ」だった。
何を買っても、何も云わない主人だったけど、
主人が好きでない、おかずを作るのが面倒だったのだろう。
久しぶりに主人は高知へ同窓会。
何年かぶりに、少々高級な子持ちシシャモを買った。
半分焼いてたべて、残ったシシャモ4匹もまた焼いて、すべて食べた。
「久保田」を1センチくらい飲んで酔った。顔があつい。
また、何年かシシャモは食べないだろう~