漆の器を食洗機にかけられるもの、レンジで使えるものなど開発しているとか。
そんな必要があるのかと、私は思う。
最近、買い物も個人商店を探している私がある。
大きなマーケットは便利で、食物も保存性がいいもの、安いもの、
一度に欲しいものが揃う。人間にとって便利なことばかり。
よく考えるとすべて人間は自分に合わせることばかり考えて、
それは目先、小手先で、本当に良いもの、良いこと、正しいことを
選んで進んでいるのだろうか?
間違っていることに、気づく。
日野正平さんがちゃりんこで日本を回っている。
日本中に自転車道ができれば、車が減り自転車で買い物に行こうという気持ちに
なってくる。近くに責任もった良い商店があればそこに買いにいく。
トイレのふたなど、勝手に開いてくれなくてよい。
蛇口ひねらなくても、自分でひねる。
すべて、人間は自分に合わすものばかり、開発して企業は大きくなってきたのだ。
便利になればなるほど、人間が持つ体力や能力は退化していっている。
自然にあわせて生きていく謙虚さ、少し前に戻るのは無理としても、
これ以上便利になる必要などない。充分生きていける。